台湾紀行(蘭嶼再チャレンジ編)
昨年、蘭嶼のアオノクマタケランの集団サンプリングが時期的に早すぎたので
また採集に行かなければならないのは分かっていたのだが、160cm以上に
伸びた偽茎を根元から切ってしまっており今年は再サンプリングには不適と
思っていたところ、3月の分類学会で台湾でポスドクをやっている中村剛くん
から蘭嶼が国家公園に近くなるかもしれないと聞いて、そうなっては採集
どころではないので、懐が厳しいにもかかわらず、ことし再チャレンジをする
ことにした。
昨年のアオノクマタケランのサンプリング日が4月12日で、今年は日本も冬の
寒さが昨年より厳しかったことも考慮に入れ、その上念には念を入れ日本各地
や台湾の知人に昨年より何日遅いでしょうか、というメールを出しまくった上、
特定の日に日本にいないといけない事情もあり、昨年より15日遅れで採集に
行くことになった。ちょっと遅すぎるという感じも行く前はあったのだが、
現地に行った後の結論からいうと、蘭嶼での花期は昨年とまったく変わって
おらず、アオノクマタケランの花期の終わりがけにぎりぎり間に合ったという
わけなのだ。

成田空港第一ターミナルのTSUTAYAで昨年と同じ同行者である熱帯植物に
詳しいS氏と落ち合った後、エバー航空のチェックインをすませ、搭乗ゲート
に向かうと、なんと2度目のキティジェットである。乗り込んでみると機体が
最新鋭の上、ヘッドレストカバー、クッションにキティがプリントされている。
各座席前のディスプレイではエバー航空にまたがったキティファミリーのアニ
メーションを繰り返し流している。ランチで運ばれてきたピンクのスプーン、
フォークにはキティが端に付いているし、ニンジンをキティのリボン型にスラ
イスしたものや、キティのかまぼこが料理の上に載っていたりする。キャビン
アテンダントのエプロンはキティ柄だ。きらいじゃないけど、なんか違和感
あるなぁ。初日の宿は台北駅前のYMCA 1700元だ。これまで台北の定宿で
あった山田屋はS氏が好きじゃないとのことで今回は取りやめになった。日本
円にすると10000円以上するビジネスホテルが多い台北でこれはいい選択だ
と思った。次回からここにするかも。海外へ行き始めの20−30代のころは、
1泊1000円以下のドミトリーをポリシーにしていたが、いつのころからか
東南アジアでも物価が上がったうえ、荷物が増え大きなスーツケースを広げ
たり、部屋でなければできない作業もあり、ドミトリーでは大迷惑ないびきを
かくようになったために、ツインの部屋に泊まることが多くなった。海外で
ネットカフェを探していた時代は去り、自分のラップトップを持ち歩き、ホテル
を探す際にかならずWi-Fiが完備の部屋を選択するようになった。ネットに
自室で接続できるようになって、ずいぶん便利になった反面、荷物は重くなり
(今回の旅も帰りの荷物は総計50kgくらいあった)旅行費用も増えた。
2日目の台東では、昨年とは別の、原住民料理店にいった。ハチの蛹のぎっ
しりはいったオムレツや、駝鳥肉炒めとか食べたが、メニューが漢字で書か
れているといっても意味が分からないというのは大きく、すごい感動というの
はなかったかな。3日朝の台東空港でキャンセル待ちをしている間に、空港前
の喫茶店で食べたアワの阿拝(画像下、月桃とムラサキ科植物の葉で巻いて
ある)が豚肉の脂身がとろけておいしかった。

台東から蘭嶼へはその日の第4便で行けることになり、喜んだのもつかの間、
とんでもないフライトだった。その日は天気図で見ると前線上を飛ぶ飛行機で
窓際に座ったものの19人乗りの小型飛行機は最初から白くて日光の照り返しが
熱い雲の中を飛ぶことになった。蘭嶼到着前の20分は突風に機体の横っ腹を
ガツンと殴られたような横揺れ、瞬間的な急降下の連続でもみくちゃになった。
手から冷や汗が出て、前の席をつかんでひたすら無事到着を祈った。そのかい
あって、パイロットの奇跡的操縦技術により蘭嶼の滑走路の上になんとか滑り
込んだ。
蘭嶼では、昨年と違って若者の観光客が多く、いつもの藍翔民宿が土曜の部屋
が予約できず、蘭嶼の住人では貴重な、英語が話せる「無餓不坐」のCharlene
に全面的にお世話してもらうことになった。蘭嶼3泊中初日と2−3日の民宿は
別の民宿になったが、とりあえず泊まれてよかった。無餓不坐の2階の壁に
ちょっとセピア色がかった、おそらく新婚当時であろうCharleneの写真(画像下)
があるが、ヤミ族の民族衣装をまとい、ふんどし姿の旦那の横に立つその姿は、
まさに可憐な美少女だった。

肝心の植物の方は友人へのおみやげのシマフジバカマも採集できたし、アオノ
クマタケランも草丈160cm以上の個体を18個体くらい集めることができたし、
私がかつて2000年に記載したVanoverberghia sasakiana の成熟種子も半熟
状態でまいてみないと芽が出るかどうか分からないがなんとか採れたし、紅頭山
に登った後の筋肉痛も昨年の半分ですんだし、とにかく蘭嶼の厳しくも美しい
大自然にじゅうぶんに触れることができ、大満足のうちに蘭嶼への旅は終わった。

同行のS氏の方は、ヤマノイモ科とヤシ科が専門なのだが、蘭嶼とフィリピン
だけに分布するDioscorea cumingiiが採集できて御満悦(写真上)だった。
この植物は、葉が7小葉に分かれ、茎にとげがある。バイクで気象観測所から
下りてくる途中に道ばたで発見したのだが、その眼力恐るべしである。

また採集に行かなければならないのは分かっていたのだが、160cm以上に
伸びた偽茎を根元から切ってしまっており今年は再サンプリングには不適と
思っていたところ、3月の分類学会で台湾でポスドクをやっている中村剛くん
から蘭嶼が国家公園に近くなるかもしれないと聞いて、そうなっては採集
どころではないので、懐が厳しいにもかかわらず、ことし再チャレンジをする
ことにした。
昨年のアオノクマタケランのサンプリング日が4月12日で、今年は日本も冬の
寒さが昨年より厳しかったことも考慮に入れ、その上念には念を入れ日本各地
や台湾の知人に昨年より何日遅いでしょうか、というメールを出しまくった上、
特定の日に日本にいないといけない事情もあり、昨年より15日遅れで採集に
行くことになった。ちょっと遅すぎるという感じも行く前はあったのだが、
現地に行った後の結論からいうと、蘭嶼での花期は昨年とまったく変わって
おらず、アオノクマタケランの花期の終わりがけにぎりぎり間に合ったという
わけなのだ。

成田空港第一ターミナルのTSUTAYAで昨年と同じ同行者である熱帯植物に
詳しいS氏と落ち合った後、エバー航空のチェックインをすませ、搭乗ゲート
に向かうと、なんと2度目のキティジェットである。乗り込んでみると機体が
最新鋭の上、ヘッドレストカバー、クッションにキティがプリントされている。
各座席前のディスプレイではエバー航空にまたがったキティファミリーのアニ
メーションを繰り返し流している。ランチで運ばれてきたピンクのスプーン、
フォークにはキティが端に付いているし、ニンジンをキティのリボン型にスラ
イスしたものや、キティのかまぼこが料理の上に載っていたりする。キャビン
アテンダントのエプロンはキティ柄だ。きらいじゃないけど、なんか違和感
あるなぁ。初日の宿は台北駅前のYMCA 1700元だ。これまで台北の定宿で
あった山田屋はS氏が好きじゃないとのことで今回は取りやめになった。日本
円にすると10000円以上するビジネスホテルが多い台北でこれはいい選択だ
と思った。次回からここにするかも。海外へ行き始めの20−30代のころは、
1泊1000円以下のドミトリーをポリシーにしていたが、いつのころからか
東南アジアでも物価が上がったうえ、荷物が増え大きなスーツケースを広げ
たり、部屋でなければできない作業もあり、ドミトリーでは大迷惑ないびきを
かくようになったために、ツインの部屋に泊まることが多くなった。海外で
ネットカフェを探していた時代は去り、自分のラップトップを持ち歩き、ホテル
を探す際にかならずWi-Fiが完備の部屋を選択するようになった。ネットに
自室で接続できるようになって、ずいぶん便利になった反面、荷物は重くなり
(今回の旅も帰りの荷物は総計50kgくらいあった)旅行費用も増えた。
2日目の台東では、昨年とは別の、原住民料理店にいった。ハチの蛹のぎっ
しりはいったオムレツや、駝鳥肉炒めとか食べたが、メニューが漢字で書か
れているといっても意味が分からないというのは大きく、すごい感動というの
はなかったかな。3日朝の台東空港でキャンセル待ちをしている間に、空港前
の喫茶店で食べたアワの阿拝(画像下、月桃とムラサキ科植物の葉で巻いて
ある)が豚肉の脂身がとろけておいしかった。

台東から蘭嶼へはその日の第4便で行けることになり、喜んだのもつかの間、
とんでもないフライトだった。その日は天気図で見ると前線上を飛ぶ飛行機で
窓際に座ったものの19人乗りの小型飛行機は最初から白くて日光の照り返しが
熱い雲の中を飛ぶことになった。蘭嶼到着前の20分は突風に機体の横っ腹を
ガツンと殴られたような横揺れ、瞬間的な急降下の連続でもみくちゃになった。
手から冷や汗が出て、前の席をつかんでひたすら無事到着を祈った。そのかい
あって、パイロットの奇跡的操縦技術により蘭嶼の滑走路の上になんとか滑り
込んだ。
蘭嶼では、昨年と違って若者の観光客が多く、いつもの藍翔民宿が土曜の部屋
が予約できず、蘭嶼の住人では貴重な、英語が話せる「無餓不坐」のCharlene
に全面的にお世話してもらうことになった。蘭嶼3泊中初日と2−3日の民宿は
別の民宿になったが、とりあえず泊まれてよかった。無餓不坐の2階の壁に
ちょっとセピア色がかった、おそらく新婚当時であろうCharleneの写真(画像下)
があるが、ヤミ族の民族衣装をまとい、ふんどし姿の旦那の横に立つその姿は、
まさに可憐な美少女だった。

肝心の植物の方は友人へのおみやげのシマフジバカマも採集できたし、アオノ
クマタケランも草丈160cm以上の個体を18個体くらい集めることができたし、
私がかつて2000年に記載したVanoverberghia sasakiana の成熟種子も半熟
状態でまいてみないと芽が出るかどうか分からないがなんとか採れたし、紅頭山
に登った後の筋肉痛も昨年の半分ですんだし、とにかく蘭嶼の厳しくも美しい
大自然にじゅうぶんに触れることができ、大満足のうちに蘭嶼への旅は終わった。

同行のS氏の方は、ヤマノイモ科とヤシ科が専門なのだが、蘭嶼とフィリピン
だけに分布するDioscorea cumingiiが採集できて御満悦(写真上)だった。
この植物は、葉が7小葉に分かれ、茎にとげがある。バイクで気象観測所から
下りてくる途中に道ばたで発見したのだが、その眼力恐るべしである。
インドネシア紀行(おいしかったもの)
以前、東京に住んでいたときに、インドネシア料理教室などに何回か、通ったり
して、インドネシアに行く機会はこれまで少なかったわりには、知ってる方だと
思う。それでも今回の旅ではじめて出会った食材があった。

画像上はジェンコールというマメを煮たもの。ボゴールのパダン料理店にあった。
臭いものには、うまいものが多いというが、これなどさしずめそれにあたるだろう。
独特の臭いがある上に、食べ過ぎると、腎不全や痛風になるという欠点もあるが、
一口食べるとほくほくしてとてもおいしかった。また食べたいものの一つだ。

画像上はサテを焼いているところ。ボゴールでひとりで夕食をとらなければならない
ときは、以前から決まって、サテ・カンビン(ヤギの串焼き)20本とビール・ビン
タン2本だった。ここのは火の通り具合が甘かったり、ピーナツソースがない日が
あったりしていまいちだったが、ホテルの自室にサテを持ち帰って、それをつまみに
ビールを飲む背徳の日々だった。

画像上はジャカルタ、ジュアンダ通りにある、地球の歩き方お薦めの、ソト・
マドゥーラという店の、ソト・ブントゥット(牛のテールスープ, Rp36,000,
360円)とシルサック(トゲバンレイシ, Rp.10,000, 100円)のジュースだ。
テールスープは大好きなので、ガイドブック御推薦ということもあり、タクシー
をとばして、出かけていったのだが、一口すすると「味の素が入っている」しば
らくすすると「じゃがいもが煮込まれて溶けたようなざらざらとした舌触りが
ある」見た目もスープは澄んでいなく、茶色に濁っている。これは尾骨を煮出した
ときの、骨の中の血液などがスープに混ざり、要はあくを取っていないという
ことではなかろうか?と思ったりした。スープは残念な味だったが、肉はこれで
もかというくらい、たくさん入っています。シルサックのジュースはどこで飲ん
でもはずれがなく、熱帯にしては珍しく甘酸っぱい味がさわやかにのどをうる
おしてくれる。

して、インドネシアに行く機会はこれまで少なかったわりには、知ってる方だと
思う。それでも今回の旅ではじめて出会った食材があった。

画像上はジェンコールというマメを煮たもの。ボゴールのパダン料理店にあった。
臭いものには、うまいものが多いというが、これなどさしずめそれにあたるだろう。
独特の臭いがある上に、食べ過ぎると、腎不全や痛風になるという欠点もあるが、
一口食べるとほくほくしてとてもおいしかった。また食べたいものの一つだ。

画像上はサテを焼いているところ。ボゴールでひとりで夕食をとらなければならない
ときは、以前から決まって、サテ・カンビン(ヤギの串焼き)20本とビール・ビン
タン2本だった。ここのは火の通り具合が甘かったり、ピーナツソースがない日が
あったりしていまいちだったが、ホテルの自室にサテを持ち帰って、それをつまみに
ビールを飲む背徳の日々だった。

画像上はジャカルタ、ジュアンダ通りにある、地球の歩き方お薦めの、ソト・
マドゥーラという店の、ソト・ブントゥット(牛のテールスープ, Rp36,000,
360円)とシルサック(トゲバンレイシ, Rp.10,000, 100円)のジュースだ。
テールスープは大好きなので、ガイドブック御推薦ということもあり、タクシー
をとばして、出かけていったのだが、一口すすると「味の素が入っている」しば
らくすすると「じゃがいもが煮込まれて溶けたようなざらざらとした舌触りが
ある」見た目もスープは澄んでいなく、茶色に濁っている。これは尾骨を煮出した
ときの、骨の中の血液などがスープに混ざり、要はあくを取っていないという
ことではなかろうか?と思ったりした。スープは残念な味だったが、肉はこれで
もかというくらい、たくさん入っています。シルサックのジュースはどこで飲ん
でもはずれがなく、熱帯にしては珍しく甘酸っぱい味がさわやかにのどをうる
おしてくれる。
インドネシア紀行(ワークショップ編)
今回、インドネシアに来られたのも環境省主催の東アジア、東南アジアの13カ国
から28名の植物分類学を志す若者(なかにはあまり若くない人もいたが)を
集めて、単子葉植物の4つの科について、分類・同定のやり方と、標本の作り方、
また記載文の書き方を学ぶワークショップにショウガ科担当の講師として招かれ
たからである。臨時収入がそれほど多いわけでもないが、インドネシアは久しぶり
だし、かつて東北大に留学生として来ていて早逝したバンバンさんのお墓参りも
したかった。

会場となったのは、ジャカルタとボゴールの中間地点のチビノンに比較的近年
日本の援助で建設されたインドネシア科学院の研究団地の中にある植物学・
微生物学研究センターである。(画像上)植物標本庫の中に入ると20℃に設定
された部屋は寒く、標本キャビネットごとに約10cm四方のラベルが目に付く
高さにはられ、そこに書かれている日の丸と“From the People of Japan”の
文字があまりになにか押し付けがましく感じられた。

ワークショップは最初いろいろな人の挨拶から始まって、実質的な講義が始ま
った。講師はフィリピンから来たヤシ科が専門のフェルナンド教授、鹿児島大学
の熱帯生態学が専門の鈴木先生、マレーシアからラン科のオン・ポ・テック博士、
インドネシアからタコノキ科のアリ博士、そしてショウガ科の私である。講義は、
大げさな身振り手振りと抑揚のきいたわかりやすい英語で、圧倒的にフェルナンド
教授の講義がおもしろくて、(画像上)ここでもフィリピン人らしさは遺憾なく
発揮された。日本人はこういう場になるとあいかわらずだめで、とくに私は国際
会議で英語の発表をしたことは何回もあったが、3時間もの講義は初めてだった
のでだいぶたどたどしかったと思う。まあ場数を踏むしかないのだが、日本に
いるとその機会はほとんどない。それは講義の後の、受講生による標本庫の標本
を使ったトレーニングでも同じで、日本の大学からきた学部4年生は英語での
発表はだいぶたいへんなようだった。(画像下)でも若いうちからこんな経験を
させてもらえて、うらやましい限りだ。


から28名の植物分類学を志す若者(なかにはあまり若くない人もいたが)を
集めて、単子葉植物の4つの科について、分類・同定のやり方と、標本の作り方、
また記載文の書き方を学ぶワークショップにショウガ科担当の講師として招かれ
たからである。臨時収入がそれほど多いわけでもないが、インドネシアは久しぶり
だし、かつて東北大に留学生として来ていて早逝したバンバンさんのお墓参りも
したかった。

会場となったのは、ジャカルタとボゴールの中間地点のチビノンに比較的近年
日本の援助で建設されたインドネシア科学院の研究団地の中にある植物学・
微生物学研究センターである。(画像上)植物標本庫の中に入ると20℃に設定
された部屋は寒く、標本キャビネットごとに約10cm四方のラベルが目に付く
高さにはられ、そこに書かれている日の丸と“From the People of Japan”の
文字があまりになにか押し付けがましく感じられた。

ワークショップは最初いろいろな人の挨拶から始まって、実質的な講義が始ま
った。講師はフィリピンから来たヤシ科が専門のフェルナンド教授、鹿児島大学
の熱帯生態学が専門の鈴木先生、マレーシアからラン科のオン・ポ・テック博士、
インドネシアからタコノキ科のアリ博士、そしてショウガ科の私である。講義は、
大げさな身振り手振りと抑揚のきいたわかりやすい英語で、圧倒的にフェルナンド
教授の講義がおもしろくて、(画像上)ここでもフィリピン人らしさは遺憾なく
発揮された。日本人はこういう場になるとあいかわらずだめで、とくに私は国際
会議で英語の発表をしたことは何回もあったが、3時間もの講義は初めてだった
のでだいぶたどたどしかったと思う。まあ場数を踏むしかないのだが、日本に
いるとその機会はほとんどない。それは講義の後の、受講生による標本庫の標本
を使ったトレーニングでも同じで、日本の大学からきた学部4年生は英語での
発表はだいぶたいへんなようだった。(画像下)でも若いうちからこんな経験を
させてもらえて、うらやましい限りだ。

インドネシア紀行(ボゴールつれづれ)
インドネシアに7年ぶりにやってきた。今回も西ジャワ州のボゴールがベースになる。
5日間の分類学のワークショップで、ショウガ科の担当をまかされたのだった。
ワークショップについては後日書くとして、ちょっと気がついたことをつれづれに
書きたい。

上の画像はインドネシア人のムスリムのお墓に植えてあるサトイモ科のカラジウムと
いう植物。周りの人に聞いてもなぜこの植物を植えるのか知らないのだが、故人の
埋葬された土から葉が出て、その葉は中心部が鮮血色に彩られているあたり、まさに
輪廻転生をあらわしているように思える。

上の画像はボゴールの駅近くのローカル・マーケットで見た、ジルバッブとよばれる
頭に巻くスカーフを売っているところ。マネキンがなにか異様だ。

上の画像はビカ・アンボンというお菓子。ココナツミルクの香りがわずかにする、
もちもちとした生地のなかをたくさんの炭酸ガスが抜けた穴が通っているさまは
おもしろい。大好物なので日本でも売ってくれないかなあ。

5日間の分類学のワークショップで、ショウガ科の担当をまかされたのだった。
ワークショップについては後日書くとして、ちょっと気がついたことをつれづれに
書きたい。

上の画像はインドネシア人のムスリムのお墓に植えてあるサトイモ科のカラジウムと
いう植物。周りの人に聞いてもなぜこの植物を植えるのか知らないのだが、故人の
埋葬された土から葉が出て、その葉は中心部が鮮血色に彩られているあたり、まさに
輪廻転生をあらわしているように思える。

上の画像はボゴールの駅近くのローカル・マーケットで見た、ジルバッブとよばれる
頭に巻くスカーフを売っているところ。マネキンがなにか異様だ。

上の画像はビカ・アンボンというお菓子。ココナツミルクの香りがわずかにする、
もちもちとした生地のなかをたくさんの炭酸ガスが抜けた穴が通っているさまは
おもしろい。大好物なので日本でも売ってくれないかなあ。
高知日記(寒かったオープン戦)
きょう、阪神ーオリックスのオープン戦に行ってきた。昨日の高知安芸球場
の試合が快晴で観戦日より(結果的に阪神は惨敗したが)だったのに比べ、
今日は朝から小雨が降り続き、とにかく寒かった。(気温はあとでアメダス
で確認したら10℃くらいだった)安芸での試合が阪神主催ゲームで、今日
の試合がオリックス主催ゲームだったのになぜ今日行くことにしたのかと
いうと、安芸は全席自由で、2500円均一だったのに対し、春野はバック
ネット裏が3500円であらかじめ指定できたからだ。おかげで観戦するには
最適のロケーションだった。

阪神は今年から2次キャンプも沖縄に変更になり、2月いっぱいまで沖縄
で練習試合などをこなしてきたわけだから、急にこの寒い高知でけが人が
怖かったのか、平野・鳥谷・マートンの主力を早々にひっこめてしまい、
2軍戦のような顔ぶれとなった。藤川球児だけは、高知出身だけあって、
2イニング投げ、イ・デホとの対決がWBC以来のひとつの見せ場だった
ろうか。
楽しみにしていたわりには、寒くて寒くて早く終わらないかなぁ・・・と
ばかり考えてしまった。来る途中のコンビニでたっぷり食料を買い込んだ
くせに、寒いので球場の売店のうどんを2杯もおかわりした。プロ野球は
やっぱりビールを飲みながらの、夏のナイターが最高だ。
鉱物採集が趣味のマイミクさんができたので、かなり前(2006年11月)
になるがスミソニアンの自然史博物館に行ったときに撮った写真を紹介
しよう。ここの鉱物部門の目玉といえば、持ち主に次から次へと不幸が
もたらされることで有名なホープのダイアモンドが目玉だが、わたしが
感動したのはむしろ日本でもごくありふれた鉱物である方解石を研磨した
ものだ。(画像下)こんなに劈開面に沿って割れやすい鉱物をひび一つ
入れないでカットした技はすばらしい。

画像下はやはりスミソニアンの自然史博物館で鉱物の解説をした展示の
前で不思議そうにしているこどもたち。こういう施設が入場無料なのは
さすが科学大国アメリカだ。


の試合が快晴で観戦日より(結果的に阪神は惨敗したが)だったのに比べ、
今日は朝から小雨が降り続き、とにかく寒かった。(気温はあとでアメダス
で確認したら10℃くらいだった)安芸での試合が阪神主催ゲームで、今日
の試合がオリックス主催ゲームだったのになぜ今日行くことにしたのかと
いうと、安芸は全席自由で、2500円均一だったのに対し、春野はバック
ネット裏が3500円であらかじめ指定できたからだ。おかげで観戦するには
最適のロケーションだった。

阪神は今年から2次キャンプも沖縄に変更になり、2月いっぱいまで沖縄
で練習試合などをこなしてきたわけだから、急にこの寒い高知でけが人が
怖かったのか、平野・鳥谷・マートンの主力を早々にひっこめてしまい、
2軍戦のような顔ぶれとなった。藤川球児だけは、高知出身だけあって、
2イニング投げ、イ・デホとの対決がWBC以来のひとつの見せ場だった
ろうか。
楽しみにしていたわりには、寒くて寒くて早く終わらないかなぁ・・・と
ばかり考えてしまった。来る途中のコンビニでたっぷり食料を買い込んだ
くせに、寒いので球場の売店のうどんを2杯もおかわりした。プロ野球は
やっぱりビールを飲みながらの、夏のナイターが最高だ。
鉱物採集が趣味のマイミクさんができたので、かなり前(2006年11月)
になるがスミソニアンの自然史博物館に行ったときに撮った写真を紹介
しよう。ここの鉱物部門の目玉といえば、持ち主に次から次へと不幸が
もたらされることで有名なホープのダイアモンドが目玉だが、わたしが
感動したのはむしろ日本でもごくありふれた鉱物である方解石を研磨した
ものだ。(画像下)こんなに劈開面に沿って割れやすい鉱物をひび一つ
入れないでカットした技はすばらしい。

画像下はやはりスミソニアンの自然史博物館で鉱物の解説をした展示の
前で不思議そうにしているこどもたち。こういう施設が入場無料なのは
さすが科学大国アメリカだ。


